コサメビタキ(小鮫鶲、Muscicapa dauurica) スズメ目ヒタキ科サメビタキ属。
分布:インド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、大韓民国、タジキスタン、中華人民共和国(香港含む)、朝鮮民主主義人民共和国、台湾、日本、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブータン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、ロシア東部。
日本では基亜種が夏季に九州以北に繁殖のため飛来(夏鳥)する。
《 コサメビタキ 4K動画 》
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サメビタキと写真を並べてみましょう。
・比較画像
サメビタキ:全長13.5cm
お腹に薄褐色の縦縞が入っていますが、エゾビタキほど明瞭ではないですね。
眼の周囲に白い「アイリング」が入り、眼先に黒い部分が目立ちます。
クチバシは、コサメビタキやエゾビタキよりも短く見えます。
コサメビタキ:全長13cm
眼の周囲に白い「アイリング」が入り、眼先も白い。
クチバシはやや長く、色は黒。
クチバシの根元の色はオレンジ色が目立ちます。
公園で見かけると判別に迷うこともありますが、
写真を並べて比較すると、わかりやすいですね。
「エゾビタキ」も比べて欲しい」とのご要望が多いので
比較してみます
・エゾビタキ
少し角度は違いますが、特徴は判ると思います。
エゾビタキ;全長約15cm
サメビタキ、コサメビタキよりも、明らかに一回り大きいです。
お腹の模様はサメビタキよりもハッキリしています。
※たまに模様が薄い個体もいます
クチバシの下に縦のラインが入っている個体が多いです。
目先の色は上半分が白、下半分が黒っぽい。
背面の羽の色は、撮影条件などで色が変わりますので
あまりあてにならないので、ここでは触れないようにします^^
悪しからず‥